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サルバドル・サンチェスがゴメスを撃破、6度目の防衛に成功

1981年8月21日 WBC世界フェザー級タイトルマッチ
サルバドル・サンチェス(メキシコ) vs ウイルフレド・ゴメス(プエルトリコ)

21日、WBC世界フェザー級タイトルマッチがラスベガスで行われ、王者・サルバドル・サンチェスがWBC世界J・フェザー級王者であり挑戦者のウイルフレド・ゴメスを8ラウンド2分9秒TKOで下し、6度目の防衛に成功した。

サルバドル・サンチェスは、1975年5月4日にプロデビュー。3ラウンドKO勝ちを飾る。
世界初挑戦は、1980年2月2日。WBC世界フェザー級タイトルマッチで9度目の防衛を狙うダニー・ロペスに挑戦。みごと13ラウンドKO勝ちを収め、タイトルを獲得した。
今回、同王座6度目の防衛戦で「KOキング」ことウイルフレド・ゴメスの挑戦を受けることとなった。
ここまでの戦績、40勝(30KO)1敗1分。

ウイルフレド・ゴメスは、1977年5月21日、世界初挑戦で廉東均(韓国)を12ラウンドTKOで下し、WBC世界J・フェザー級王座を獲得。
2度目の防衛戦でロイヤル小林(国際)を3ラウンドKOで退けると、6度目の防衛戦では52勝(51KO)1分の戦績を誇るWBC世界バンタム級王者・カルロス・サラテの挑戦を受ける。「史上最高のKOキング対決」と銘打たれた一戦で、ゴメスはみごとに6ラウンドKO勝ちを収め、長期政権に勢いを付けることとなった。

その後、防衛を13まで伸ばし、今回、王座を保持したまま、2階級制覇を狙い一階級上のフェザー級王座に挑戦することになった。

ここまでの戦績、32勝(32KO)無敗1分。パンチがあるだけでは到底不可能なKO率100%の実力。パンチ、スピード、テクニック、すべてにおいて超一流のボクサーなのである。

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7ラウンドまでサンチェスがやや有利の展開。(7ラウンドまでのポイントでサンチェスが67-65、67-66、67-65で優勢)

勝負が決まったのは、8ラウンド。

至近距離での打ち合いのなかゴメスが反撃に出る。

しかし、ロープを背負ったサンチェスが体勢を入れ替えると立場が逆転した。
サンチェスの右がゴメスの顎を捕らえるとロープ上で座り込むようにダウン。そのまま連打を浴びせマットに沈めた。

ゴメス、立ち上がるもダメージは深く、あえなくレフェリーストップ。

無敗神話が崩れた・・・ゴメスは、初の黒星で2階級制覇に失敗。

サンチェスは8ラウンド2分9秒TKO勝ちで6度目の防衛に成功した。

▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼

7~8ラウンド
サルバドル・サンチェス=水色トランクス

■ ウイルフレド・ゴメス MEMO
・ 生年月日 : 1956年10月26日
・ 戦績 : 44勝(42KO) 3敗 1分 (生涯戦績)

■ サルバドル・サンチェス MEMO
・ 生年月日 : 1959年1月26日 - 1982年8月12日(交通事故により23歳の若さで他界)
・ 戦績 : 44勝(32KO) 1敗 1分 (生涯戦績)

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